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アトピー性皮膚炎

当院の治療について

アトピー性皮膚炎

私(院長)自身が幼い頃からアトピーだったので、医者になってからも「この病気はもう治らないんだ」「付き合っていくしかないんだ」と思っていました。けれども、次第に、標準的な治療法をうまく選択して症状を抑え、コントロールできるようになってくると、どうしたらアトピーでも肌を健やかに保つことができるかということを考えるようになりました。

ですから、日々の診療においても症状に見合った治療法を選択することは当然ながら、お薬をどう使ったら効果的でしかも体に負担が少ないかということも必ず説明していますし、日々の生活の上でお肌のためにご自分が気をつけられることもお話ししています。

また、「お薬に抵抗がある」「医師には話しづらい治療の相談がある」「他の病院で病気との向き合い方で叱られたことがあリ、病院にかかりづらい」などのお気持ちも、遠慮なくお話しください。

院長はじめスタッフもどうしたら患者さんが笑顔になれるかを第一に診療にあたっています。患者さんの立場に立って、より良い治療法を一緒に選択してまいります。

病気の概要と症状

アトピー性皮膚炎はアレルギー性疾患と、肌が持つ「バリア機能異常」という2つの側面を併せ持つ疾患です。

アトピーだけでなく、アレルギー性疾患は軒並み増えてきていますね。元々、アトピーは「奇妙な」というギリシャ語から名付けられたと言われています。昔は「奇妙な」だった疾患が今ではありふれた病気になってしまっているのです。

アレルギー性疾患が増えてきているのには、いろんな理由があるとは思います。ひとつは、現代人の生活そのものにも大きな原因があるのだと思っています。診察ではそんなことにもお話が及ぶことも多々有ります。

また、私たちの皮膚は体の中に何も入ってこないように、外側にバリアを張っています。保湿因子や自分で出した皮脂などがいわゆる“防水加工”のように肌の外側を守ってくれているのです。お肌はレンガのような構造をしているのですが、このレンガとレンガの間には隙間があるので、この防水加工が足りなかったり働きが悪かったりすると、皮膚の中にアレルゲンなどの物質が入りやすくなります。

アトピーの方はこの防水加工も少なかったり機能が悪かったりするし、レンガもちゃんと綺麗に積み上がっていなかったりするので、さらに弱いお肌になってしまいます。

アレルゲンになりやすい物質や刺激性の物質がお肌のバリア機能を超えて侵入してきたら、アレルギーを起こしやすい体質のある体は過敏に反応しますね。神経も皮膚の表面の近くまで伸びてきてすぐにかゆみを感じやすくなっています。ですから、アトピーの方は乾燥、服の素材、自分の髪の毛、空気中のアレルゲン、洗剤、などなど、あらゆるものでかゆみを引き起こしやすくなっているのです。

眠れないほどのかゆみを生じることもあります。掻き壊すとさらにかゆみ信号が全身に回ってしまい、さらにかゆみに敏感な体が出来上がります。掻き続けると皮膚は「自分を守るために」厚みを増してゴツゴツ、ゴワゴワな皮膚が出来上がります。

皮膚は自分のことを守るためにある「臓器」なので、外界からの攻撃(例えば摩擦)がずっと続くことで、中を守ろうとする機能があるのです。その機能が仇となってしまうのです。毛が抜けて、ゴワゴワな皮膚と白っぽい掻き痕が残る特徴的な顔貌になる方もいらっしゃいます。ここまでくると、お薬を塗ってもなかなか浸透しなくなってしまい、治りが悪くなります。

治療

治療でもっとも私が大切だと思っているのは、お薬でも、生活習慣でも、食べ物でもありません。まずは、自分がしっかり治す!という気持ちです。どんなにいいお薬でも、「あの医者がやれと言ったから」とか、「親に言われたから」という気持ちで使っていても、一時的な効果があったとしても、いい結果には繋がらないと思うのです。

よく言われるのが、「薬を塗ると治るけれど、やめたらまたなってしまった」というご相談です。医師として駆け出しの頃は「使い方が悪いだけだよ」とお伝えするだけだったのですが、何度もなんどもそのような訴えを聞くうちに、もっと根本的に良くなる方法はないのか?と自分でも思うようになりました。

ですから、当院ではお薬の使い方を実際に塗りながら説明しますし、生活の上で何を気をつけたらよいのか一緒に考えながら説明します。患者さんの生活はひとりひとり違うので、一律にこれだけやっておけばよい、という答えはないのです。

そのほかにできることがあればどんどん取り入れていただきます。私がウォーキングインストラクターの資格を取ったのも、運動という基本的な支柱がなければ健康は成り立たないという信念に行き当たったからです。

当院では始業前にミニ運動クラスを設けています。スタッフだけでなく、患者さんにも気軽にご参加いただけるようにしておりますので、どうぞご活用ください。本当に治るならなんでもトライしてみたら良い、というのが院長のスタンスです。できることを一緒に探してより良くなる一歩を踏み出しましょう。

ステロイドについて

ステロイドは魔法の薬、と呼ばれていたことがあるそうです。今まで治らなかった病気がなんでも治ってしまうからです。私も幼い頃からアトピーの症状が出ると、ちょいちょい塗って症状を抑えていました。どこに行くにもポーチの中には「リンデロンVG軟膏」という薬を持ち歩いて、転んで怪我をしても、ブツブツができても、口角炎になっても塗っていました(ちなみに、これは間違った使い方です)。

ステロイドのすることは、免疫担当細胞――つまりは体のために働いている兵隊さんたちを抑制することです。すなわち、アトピーなどの炎症を止めるだけではなく、体を守ろうと働いている免疫システムそのものも抑制してしまいます。アトピーや湿疹などでは、この免疫担当細胞たちがうじゃうじゃと皮膚に集まってきています。これを「働かなくていいよ!!」と抑えつけるのがステロイドの働きです。

ステロイドは、短期間、範囲を決めて塗るのであれば非常に有効な薬だと思われます。しかし、悲しいことに、かなりの数の患者さんが、塗り方を誤って使っています。ステロイドには副作用があり、局所的な副作用としては皮膚菲薄化(皮膚が薄くなってしまう)、局所の感染の助長(免疫力を落とすのですから、当たり前ですね)、ニキビ、毛細血管拡張、血管の脆弱化、血管収縮による白色化、多毛などがあります。また、内服や大量に外用で使用した場合には、高血圧、高脂血症、骨粗しょう症、糖尿病などのたくさんの副作用が見られます。また、小さなお子さんでは、「胸腺」という免疫担当細胞の一部がトレーニングを行う場所の萎縮をきたしてしまうと言われています。

ですから、当院では塗り方を口頭で説明するだけではなく、その場で塗りながら指導したり、言いっ放しではなく処方箋にもコメントを載せたり、何度も繰り返しお伝えしたりして使い方をマスターしていただくようにしています。

なお、初診の赤ちゃんには余程のことがなければステロイドは使わずに様子を見ます。もちろん、お子さんが小さい頃からしっかりステロイドで炎症を抑えた方が良いと指導されてきた場合もあるでしょう。その先生のおっしゃることも理解できます。どこにフォーカスをおいて治療していくかなのです。

このように、治療の方法は一つではないのです。医師の考えも様々ですから、どの先生についていくか、決めるのはご本人であり、ご家族の皆様なのです。当院では、しっかりとお話しして納得した上でご自身で治療を選択されることが良いと考えています。

多様な原因で起こるアトピー性皮膚炎正しい知識と生活改善が重要

当院院長がドクターズファイルのインタビューを受けました。
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